株式会社日晃堂
山口 宝 Yamaguchi Takara
2023年度 入社 フィールドバイヤー
現在の仕事内容
私の仕事は、お客様のご自宅へ車で訪問し、骨董品や古美術品を査定し、その場で買い取りの提案をすることです。提示した価格でご納得いただけるよう、お客様への接し方には細心の注意を払って日々営業をしています。
真贋判定には知識が必要です。日晃堂の社員と共に骨董市の市場見学を重ね、相場観や高く売れる商品についての知識を身につけています。
人気のある作家やブランド商品には偽物も存在するため、慎重な買い取りを心がけています。
買取金額に満足されたお客様から、感謝の言葉や励ましをいただく瞬間は、嬉しくやりがいを感じます。
初めて1人で査定したお客様は年齢が近かったこともあり印象的で、よく覚えています。ご依頼のお品物は、食器一式でした。
全力を尽くして対応し、終わった後はただただ安心したことを覚えています。
元々、大学で骨董・歴史関係を専攻していたこともあり、骨董品には興味があったので、好きな商材を仕事にできていることに感謝しています。
お客様との出会いは財産だと思っています。
お品物には思い出が詰まっていて、その思いを聞くことができるのはフィールドバイヤーならではだと思います。
日晃堂で働く仲間について
日晃堂は少人数で運営されているので、温かい雰囲気でファミリー感があります。
先輩との距離感が近く、だれでも相談しやすいフラットな環境が特徴だと思います。
熱意を持って思いを伝えれば、先輩も熱心に聞いてくれます。真剣に向き合ってくれる先輩には本当に感謝しています。
まず、入社してすぐ先輩の営業を見て学ぶ『同行』という研修があります。
次に、同行で学んだ営業のテクニックを習得できているか先輩に営業を見てもらいアドバイスをもらう『逆同行』があります。
そして最後に、新卒同士で意見を出し合いながら営業を回る『ペア同行』があり、一人で営業を回るようになります。
そのほかにも商品研修や着物のたたみ方などの商品に対する知識やマナーの研修があります。
日晃堂にいるメンバーは、これらの研修で営業のノウハウを学び、経験のなかで自分自身の営業スタイルを築いています。
学生の皆さんへ
社会人として働き、一人暮らしをする中で、学生時代よりも少し自立できたと感じるようになりました。
また、考え方も学生時代のようなノリと行動のようなものではなく、冷静に行動・判断できるよう心がけるようになりました。
このような意識に変化したのは、日晃堂での活躍を目指すようになったからだと思います。
営業って難しそうというイメージがあるかもしれません。
日晃堂での日々は、商品の種類と営業方法を学び、そこから自分の営業スタイルを見つけていくことになるので、新卒研修を終え独り立ちをしてからもずっと研修の気持ちです。
「今日の営業はどうだったかな」と振り返るようにしています。わからないことをそのままにしておくと、ずっとモヤモヤしてしまうので。
バイヤーとしては、お客様との信頼関係を築くコミュニケーション能力も必要だと思いますが、コミュニケーションが苦手な方でも、伝えたいことに自信を持って伝えられればお客様から信頼を得られるのではないかと思っています。
営業をする上で1番大切なことは、自分の軸を確立するとともに、成長意欲を持つことだと考えています。
骨董品、古美術品などの古いものに興味がある人や向上心のある人はぜひ一緒に働きましょう。